当社では、つくりたてのおいしさを保つために、一部のふりかけ商品の袋に不活性ガスとして窒素(ちっ素)を充てんしています。窒素とは、空気の約78%を占めており、無色、無味、無臭、無害、無毒の不燃性の気体です。
食品を包装する際、袋の中の空気に含まれる酸素を窒素に置き換えることにより、酸化や変色を防ぎ、香りやおいしさを保っています。現在当社では、チャック袋タイプのふりかけ商品の「のりたま」「ごましお」「ごま一粒一粒に味をつけたごましお」「ソフトふりかけシリーズ」にのみ不活性ガスを充てんしていますが、当社の商品以外でも、ポテトチップスなどの菓子類や鰹の削り節パックなど、様々な食品に使用されています。
ただし、不活性ガスの効果が保てるのは未開封の場合で、開封後は酸素が入り込んでしまうため効果はなくなります。